光回線を契約したいけど、「どの会社を選べばいいの？」「本当に安いのはどこ？」と迷っていませんか？
実は、光回線はプランやキャンペーンが複雑で、よく調べずに申し込むと損をしてしまうこともあります。
この記事では、最新の料金・速度・特典をもとにおすすめの光回線15社をわかりやすく比較しました。
戸建て・マンション別の料金表や、スマホとのセット割、キャッシュバック情報もまとめて解説します。
「自分に合った回線をスムーズに選びたい」方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
おすすめ光回線15選の比較一覧（戸建て・マンション別）
ここでは、今回ピックアップしたおすすめ光回線15社を、戸建て向けとマンション向けに分けて一覧にしました。
「とりあえずどれがあるのか知りたい」「月額と特典をサッと比べたい」という方は、まずこの表を眺めて全体像をつかんでみてください。
それぞれのサービス名には公式サイトへのリンクも入れているので、気になった回線はそのまま詳しいページもチェックできます。
- 戸建てかマンションかで月額料金や工事費が変わります。
- スマホセット割があるかどうかで、家全体の通信費も大きく変わります。
- 契約期間や縛りなしかどうかは、引っ越しが多い人ほど大事なポイントです。
戸建て向け 光回線比較表
まずは戸建てに住んでいる方向けの比較表です。
家族みんなで動画やゲームを楽しむケースが多いので、月額だけでなく最大通信速度や特典の内容も合わせて見てみましょう。
「スマホとのセット割があるか」「工事費がどこまで無料になるか」をチェックしながら、自分の家庭に合いそうな回線を探してみてください。
| サービス名 | 基本料金 | キャッシュバック | スマホセット割 | 工事費 | 事務手数料 | その他特典 | 契約期間 | 最大通信速度 | エリア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビッグローブ光 | 5,478円 | 最大83,000円 | au・UQ（最大1,100円/月割引） | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | Wi-Fiルーター無料レンタル | 3年 | 最大10Gbps | 全国 |
| NURO光 | 5,200円 | 最大78,000円 | ソフトバンク（最大1,100円/月割引） | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | Wi-Fiルーター無料レンタル | 3年 | 最大10Gbps | 北海道〜九州の一部 |
| auひかり | 5,610円 | 最大114,000円 | au（最大1,100円/月割引） | 実質無料（分割同額割引） | 3,300円 | 基本料金3カ月0円 | 3年 | 最大10Gbps | 全国の一部 |
| ドコモ光 | 5,720円 | 最大57,000円 | ドコモ（最大1,210円/月割引） | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | dポイント進呈など | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 最大157,000円 | なし | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 契約期間・解約金なし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 最大50,000円 | ソフトバンク・Y!mobile | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 高性能Wi-Fiルーター無料 | 2年（主流） | 最大10Gbps | 全国 |
| フレッツ光 | 5,940円 | なし | なし | 22,000円 | 3,300円 | – | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| eo光 | 5,500円 | なし | au・UQ・mineo | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 関西電力系の地域サービス | 1〜2年 | 最大10Gbps | 関西地方 |
| excite.MEC光 | 4,950円 | なし | なし | 0円 | 0円 | 初月無料＋割引あり | なし（縛りなし） | 最大1Gbps | 全国 |
| 楽天ひかり | 5,280円 | なし | 楽天モバイル（1,000ポイント/月） | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | ポイント還元 | 2年 | 最大1Gbps | 全国 |
| @nifty光 | 5,720円 | 最大30,000円 | au・UQ | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 工事費実質無料 | 2〜3年 | 最大10Gbps | 全国 |
| enひかり | 4,620円 | なし | UQ・ahamo・povo | 16,500円 | 3,300円 | 契約期間の縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| ahamo光 | 4,950円 | dポイント10,000pt | なし | 22,000円（24カ月利用で実質無料） | 4,950円 | ahamoとまとめやすい | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| おてがる光 | 4,708円 | なし | なし | 11カ月利用で0円 | 3,300円 | 契約期間の縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| @スマート光 | 4,730円 | なし | なし | 0円 | 0円 | 工事費0円・縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
戸建て向けの表をざっと見るだけでも、「スマホセット割が強い回線」と「縛りなしで気軽に始められる回線」がはっきり分かれています。
家族のスマホがドコモやau、ソフトバンクにまとまっているならセット割のあるサービスを軸に、そうでない場合はGMOとくとくBB光やenひかり、@スマート光のような縛りなし系を候補にしていくと選びやすくなります。
集合住宅（マンション）向け 光回線比較表
続いて集合住宅（マンション）向けの比較表です。
マンションタイプは、戸建てより月額が少し安くなる代わりに、建物の設備によって選べるサービスや速度が変わることがあります。
「マンション自体がその回線に対応しているか」「工事が可能か」は、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
| サービス名 | 基本料金 | キャッシュバック | スマホセット割 | 工事費 | 事務手数料 | その他特典 | 契約期間 | 最大通信速度 | エリア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビッグローブ光 | 4,378円 | 最大64,000円 | au・UQ | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | Wi-Fiルーター無料レンタル | 3年 | 最大10Gbps | 全国 |
| NURO光 | 3,850円 | 最大48,000円 | ソフトバンク | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 契約期間の縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 北海道〜九州の一部 |
| auひかり | 4,180円〜 | 最大84,000円 | au | 実質無料（分割同額割引） | 3,300円 | 基本料金3カ月0円 | 3年 | 最大10Gbps | 全国の一部 |
| ドコモ光 | 4,400円 | 最大57,000円 | ドコモ | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | dポイント進呈など | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| GMOとくとくBB光 | 3,773円 | 最大157,000円 | なし | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 契約期間・解約金なし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| ソフトバンク光 | 4,180円 | 最大50,000円 | ソフトバンク・Y!mobile | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 高性能Wi-Fiルーター無料 | 2年（主流） | 最大10Gbps | 全国 |
| フレッツ光 | 3,355円〜 | なし | なし | 22,000円 | 880〜3,300円 | – | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| eo光 | 3,436円 | 3,000円 | au・UQ・mineo | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 関西エリア特化 | 1〜2年 | 最大10Gbps | 関西地方 |
| excite.MEC光 | 3,850円 | なし | なし | 0円 | 0円 | 初月無料＋割引あり | なし（縛りなし） | 最大1Gbps | 全国 |
| 楽天ひかり | 4,180円 | なし | 楽天モバイル | 実質無料キャンペーン | 880円 | 毎月ポイント還元 | 2年 | 最大1Gbps | 全国 |
| @nifty光 | 4,378円 | 最大30,000円 | au・UQ | 実質無料キャンペーン | 3,300円 | 工事費実質無料 | 2〜3年 | 最大10Gbps | 全国 |
| enひかり | 3,520円 | なし | UQ・ahamo・povo | 16,500円 | 2,200円 | 契約期間の縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| ahamo光 | 3,630円 | dポイント10,000pt | なし | 22,000円（24カ月利用で実質無料） | 4,950円 | ドコモ系サービスと相性良し | 2年 | 最大10Gbps | 全国 |
| おてがる光 | 3,608円 | なし | なし | 24カ月利用で0円 | 3,300円 | 契約期間の縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
| @スマート光 | 3,630円 | なし | なし | 0円 | 0円 | 工事費0円・契約縛りなし | なし（縛りなし） | 最大10Gbps | 全国 |
マンション向けの表では、戸建てより月額が安めになっている一方で、建物側の事情で選べる回線が限られることも多いです。
まずは「今住んでいるマンションでどの回線が使えるか」を確認し、その中からスマホセット割が使えるものや縛りなしで始められるものを中心に候補を絞っていくと、スムーズに比較が進みます。
どれを選べばいい？おすすめ光回線15選のランキング解説
15社も光回線があると「もうどれでも良くない？」と感じてしまいますよね。
ここでは、料金、速度、スマホとのセット割、キャンペーンの分かりやすさなどをまとめて見直し、特に人にすすめやすい3社をランキング形式で紹介します。
1位：ビッグローブ光｜au・UQユーザーに使いやすい総合バランス型
ビッグローブ光は、ひと言でいうと「迷ったらコレでOK」なバランス型の光回線です。
戸建ては月額5,478円、マンションは4,378円と標準的な料金帯ですが、工事費は実質無料になり、さらに高額キャッシュバックも用意されています。
「安さだけを追いかけて失敗したくない。」「でも極端に高いのもイヤ。」という人にちょうどいい位置づけのサービスです。
また、auスマホ・UQモバイルとの相性がとても良いのも特徴です。
セット割を使うと、1台あたり毎月最大1,100円の割引が入り、家族全員分を合計するとかなり大きな節約になります。
たとえば、家族4人がauやUQを使っている場合、毎月4,400円ぶんスマホ代が下がるイメージです。
光回線の月額と合わせて考えると、「トータルの通信費」をぐっと抑えることができます。
- こんな人に向いています。
・auかUQモバイルのスマホを使っている。
・全国どこでも申し込みやすい光回線がいい。
・工事費やルーターなど、初期費用で余計なお金をかけたくない。
・初めての光回線で、あまりクセの強いサービスは選びたくない。
| 項目 | ビッグローブ光の内容（戸建てプラン例） |
|---|---|
| 月額料金 | 5,478円（マンションは4,378円） |
| キャッシュバック | 最大83,000円（マンションは最大64,000円） |
| スマホセット割 | auスマートバリュー、UQ自宅セット割（最大1,100円/月割引） |
| 工事費 | 実質無料キャンペーンで新規の工事費は0円に |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| その他特典 | Wi-Fiルーター無料レンタルなど |
| 契約期間 | 3年自動更新プラン |
| 最大通信速度 | 最大10Gbps |
| 提供エリア | 全国 |
特典面では工事費実質無料＋Wi-Fiルーター無料レンタルがかなり大きいポイントです。
ルーターを自分で選んで買うとなると1万円前後はかかるので、「とりあえず無料のルーターで始めて、気になったら後から買い替える。」という始め方ができるのも気楽です。
また、公式サイトから最新のキャンペーン内容もチェックできるので、申し込みの前には一度確認しておくとよりお得にスタートできます。
2位：NURO光｜独自回線で圧倒的な速度と高額キャッシュバック
NURO光はとにかく速さを重視したい人向けの光回線です。
「動画をたくさん見る。」「オンラインゲームをよく遊ぶ。」「在宅勤務でビデオ会議が多い。」といった方にぴったりのサービスと言えます。
一般的な光回線と違い、自社で用意した専用の回線を使っているため、混み合う時間帯でも速度が出やすいのが大きな特徴です。
月額料金は戸建てで5,200円。
マンションで3,850円と、ハイスペックな回線にしては抑えめの価格帯です。
さらに最大78,000円（戸建て）・最大48,000円（マンション）のキャッシュバックもあり、工事費も実質無料になるキャンペーンが用意されています。
ソフトバンクスマホとのセット割にも対応しているので、ソフトバンクユーザーであればスマホ代もまとめて節約しやすいです。
- NURO光が向いている人
・オンラインゲームや動画配信など、速度がとにかく大事な使い方をしている。
・ソフトバンクスマホを使っていて、セット割も活用したい。
・高額キャッシュバックで実質の負担を下げたい。 - 注意しておきたいポイント
・提供エリアが限定されており、全国どこでも使えるわけではない。
・戸建ては3年契約なので、短期利用が前提なら他社の縛りなしプランも検討したい。
| 項目 | NURO光の内容（戸建てプラン例） |
|---|---|
| 月額料金 | 5,200円（マンションは3,850円） |
| キャッシュバック | 戸建て最大78,000円／マンション最大48,000円 |
| スマホセット割 | ソフトバンクスマホとセットで最大1,100円/月割引 |
| 工事費 | 実質無料キャンペーンあり |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| 契約期間 | 戸建ては3年自動更新／マンションは縛りなし |
| 最大通信速度 | 最大10Gbps |
| 提供エリア | 北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州の一部エリア |
エリアの条件さえクリアしていれば、NURO光は「速さ最優先で選びたい人」にとって最有力候補になります。
特にゲームや動画視聴が多いご家庭なら、月額料金以上の価値を感じやすい回線です。
まずは公式サイトで、自分の住所が提供エリアに入っているかどうかをチェックしてみてください。
3位：GMOとくとくBB光｜縛りなし＆高額キャッシュバックで柔軟性抜群
GMOとくとくBB光は、「とりあえず気軽に光回線を始めたい人」にぴったりのサービスです。
一番の特徴は、光回線ではまだ少ない契約期間の縛りがないタイプであること。
「いつ引っ越すか分からない。」「長期契約はちょっと不安。」という方でも、解約金を気にせずスタートできます。
それでいて最大157,000円という高額キャッシュバックが用意されているので、「縛りなしなのにかなりお得」という少し珍しいポジションの回線です。
月額料金は戸建てで4,818円、マンションで3,773円。
15社の中でも安めの水準なので、毎月の固定費を下げたい方にも向いています。
スマホとのセット割はないものの、そのぶん条件がシンプルで、「どのスマホ会社を使っていても損をしていないか」が分かりやすいのもメリットです。
工事費は実質無料になるキャンペーンがあり、Wi-Fiルーターも無料レンタルできるため、初期費用をかなり抑えて始められます。
- GMOとくとくBB光が向いている人
・転勤や引っ越しが多く、長期縛りの回線は不安に感じる。
・できるだけ安い月額で光回線を使いたい。
・キャッシュバックも重視しつつ、難しい条件はあまり好きではない。 - チェックしておきたいポイント
・スマホセット割はないので、スマホ割ありの他社とトータル金額で比較する。
・キャッシュバックの申し込み方法や受け取り条件は、公式サイトで事前に確認しておく。
| 項目 | GMOとくとくBB光の内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 戸建て：4,818円／マンション：3,773円 |
| キャッシュバック | 戸建て・マンションとも最大157,000円（高額） |
| スマホセット割 | なし（格安スマホやSIM利用者向け） |
| 工事費 | 実質無料キャンペーンあり |
| 事務手数料 | 3,300円 |
| その他特典 | Wi-Fiルーター無料レンタル |
| 契約期間 | 縛りなし・解約金なし |
| 最大通信速度 | 最大10Gbps |
| 提供エリア | 全国 |
GMOとくとくBB光は、「長く使うかどうかまだ分からないけれど、ちゃんとした光回線を試したい」という人にとても相性が良いです。
縛りがないので、「合わなければ別の回線に乗り換える」という選択もしやすく、初めての光回線としても、乗り換え先としても検討しやすい1社と言えます。
光回線を選ぶ前に確認すべき5つのポイント
光回線はどれも似たように見えるので、なんとなく「有名だから」「安そうだから」で決めてしまいがちです。
でも、申し込み前にいくつかのポイントだけ押さえておくと、あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するリスクをかなり減らせます。
ここでは、初めて光回線を選ぶ人でも迷わないように、特に大事な5つのチェックポイントをやさしく整理しました。
上から順番に確認していくだけで、自分に合った回線が自然と絞れていきます。
スマホとのセット割で通信費をトータルで安くする
まず見てほしいのがスマホとのセット割です。
光回線とスマホを同じグループにそろえると、スマホ代が毎月割引される仕組みになっていることが多いです。
例えば、ドコモならドコモ光、auやUQならビッグローブ光やauひかり、ソフトバンクならソフトバンク光やNURO光というように、組み合わせることで1回線あたり数百円〜1,100円ほど安くなります。
家族が多いほど割引額も増えるので、光回線単体の料金だけを見るのではなく、「家全体の通信費がいくらになるか」で考えるのがおすすめです。
申し込み前に、ぜひ次のようなメモを作っておきましょう。
- 今使っているスマホ会社（家族全員ぶん）
- 対象になるセット割があるかどうか
- 1回線あたりの割引額と、家族合計の割引額
このメモを片手に各社のページを見ると、「どの光回線だと一番お得になるのか」がかなり分かりやすくなります。
提供エリア内か必ず確認する
次に大事なのが提供エリアです。
どれだけ条件が良くても、自分が住んでいる住所がエリア外だと、その光回線はそもそも申し込めません。
特に、NURO光やauひかりの一部エリア、eo光のような地域特化の回線は、対応していない県や市がはっきり分かれています。
公式サイトにはたいてい「エリア確認」や「住所検索」のボタンが用意されています。
申し込みボタンを押す前に、必ずそこで郵便番号や住所を入力して確認しておきましょう。
マンションの場合は、建物名を入れると「このマンションは対応済みです」「この建物には設備がありません」といった表示が出ることもあります。
- 戸建ての場合：市区町村レベルで対応エリアをチェック
- マンションの場合：建物名まで入れて「その物件が対応しているか」をチェック
まずは「そもそも使えるかどうか」をはっきりさせてから、料金や特典を比べていくのが失敗しないコツです。
実測速度とIPv6対応をチェック
光回線のサイトには「最大1Gbps」「最大10Gbps」といった数字がよく書かれていますが、これはあくまで理論上の最大値です。
実際にどれくらいの速さで使えるかは、時間帯や利用者の数、ルーターの性能などで変わります。
そこで目安になるのが、実測速度とIPv6対応です。
最近の大手光回線はほとんどIPv6（IPoE方式）に対応していて、これがオンになっていると、混雑しやすい夜の時間帯でも比較的スムーズにつながりやすくなります。
申し込みページやプラン説明の中に「IPv6対応」「IPoE接続」などの記載があるかをチェックしておくと安心です。
- 動画やリモート会議が多い人：IPv6対応プランを選ぶ
- ゲームをよくする人：口コミや速度測定サイトで実測値も確認しておく
難しい設定が心配な方は、「IPv6対応ルーターを無料レンタル」と書いてある回線を選ぶと、届いた機器をつなぐだけで使えるので楽です。
工事費・キャンペーンの条件を確認する
「工事費実質無料」「工事費0円」と書かれていることが多いですが、仕組みは少し分かりづらいかもしれません。
多くの光回線では、工事費を分割で請求しつつ、同じ金額を毎月の割引で相殺して、実質0円にしているケースがほとんどです。
そのため、途中で解約すると残りの工事費だけ請求されることがあります。
また、キャッシュバックや割引には「○カ月以内に開通」「特定のオプションに加入」といった条件が付いている場合があります。
申し込み前に、次のようなポイントをチェックしておきましょう。
- 工事費が0円になるまでに必要な利用期間（例：24カ月など）
- キャッシュバックを受け取るための手続き（メール申請など）の有無
- 不要なオプションに入らなくても特典がもらえるかどうか
ここを事前に理解しておくと、「思ったより解約時の請求が高かった」といったトラブルを防ぎやすくなります。
契約期間と解約金を理解しておく
最後のポイントは契約期間と解約金です。
光回線の多くは2年または3年の自動更新になっていて、この期間の途中で解約すると解約金がかかる仕組みになっています。
最近は解約金が安くなってきているものの、まったく0円というわけではないので、短期利用の予定がある場合は特に注意が必要です。
転勤が多い方や、「とりあえず試してみたいだけ」という場合は、縛りなしプランや、enひかり・GMOとくとくBB光・@スマート光のような解約金なしのサービスを選ぶと安心です。
一方で、長く住む前提なら、あえて2年・3年縛りのあるプランを選んで、月額料金や特典で得をするのも一つの考え方です。
- 引っ越しの予定があるかどうか
- どれくらいの年数、その家に住むつもりか
- 縛りありプランと縛りなしプランの月額差
これらをイメージしながら選ぶと、自分のライフスタイルに合った光回線を選びやすくなります。
光回線のメリット・デメリットを比較
光回線にするか、モバイルWi-Fiやホームルーターにするかで悩む方はとても多いです。
なんとなく「光は速そう」「モバイルは手軽そう」というイメージはあっても、具体的にどう違うのかが分かりにくいですよね。
ここでは、光回線の良いところとイマイチなところをまとめて整理しつつ、モバイル系との違いもやさしく解説します。
一つずつ見ていけば、「自分の使い方ならどっちが向いているか」が自然とイメージできるようになります。
光回線のメリット（速度・安定性・容量無制限）
まずは光回線ならではのメリットからです。
いちばん分かりやすいのは、やはり速さと安定性です。
光ファイバーを使うので、動画の視聴やオンラインゲーム、大きなファイルのダウンロードなどもサクサクこなせます。
家族みんなが同時にスマホやパソコンを使っても、混雑しにくいのが大きな強みです。
もう一つうれしいのが基本的に容量無制限という点です。
モバイル系のように「今月は○GBまで」と決まっているわけではないので、データ量を気にせずどんどん使えます。
在宅勤務で毎日オンライン会議をする人や、動画配信サービスをよく見るご家庭だと、光回線の方がストレスなく使いやすいことが多いです。
- 速度や安定性がほしい。
- 家族みんなで同時にネットを使う。
- データ量を気にせず動画やゲームを楽しみたい。
こんな条件に当てはまるなら、光回線はかなり相性の良い選択肢になります。
光回線のデメリット（工事・初期費用・時間）
一方で、光回線にはデメリットもしっかりあります。
いちばん大きいのは、やはり開通工事が必要という点です。
工事の日程を調整したり、当日は自宅で立ち会ったりと、どうしても少し手間がかかります。
引っ越しシーズンなどは工事までに時間がかかることもあり、「すぐにネットを使いたい」という場合には不便に感じるかもしれません。
また、キャンペーンで工事費が実質無料になったとしても、事務手数料や開通までの期間はどうしても発生します。
「とりあえず明日からネットがほしい」「数カ月だけ使いたい」といったケースでは、少し重たく感じることもあります。
- 自宅に工事担当が入るのが面倒に感じる。
- 引っ越しまでの短期間だけネットを使いたい。
- 申し込んだらすぐ使いたいタイプ。
こういった方は、光回線だけでなく、後ほど紹介するホームルーターやモバイルWi-Fiも合わせて検討してみると良いでしょう。
モバイルWi-Fi・ホームルーターとの違い
最後に、モバイルWi-Fiやホームルーターとの違いを整理しておきます。
ざっくり言うと、光回線は「据え置きで本格的に使うネット」、モバイルWi-Fiやホームルーターは「工事いらずで手軽に使えるネット」というイメージです。
それぞれの特徴を簡単な表にまとめると、次のようになります。
| 項目 | 光回線 | モバイルWi-Fi・ホームルーター |
|---|---|---|
| 工事 | 必要。日程調整と立ち会いが必要。 | 不要。端末が届けばすぐ使える。 |
| 速度・安定性 | とても安定。高画質動画やゲーム向き。 | 場所や時間帯で変わりやすい。 |
| データ量 | 基本的に無制限で使い放題。 | プラン次第で制限ありのことが多い。 |
| 持ち運び | できない。自宅用前提。 | モバイルWi-Fiなら持ち運び可能。 |
| 短期利用 | あまり向かない。 | 短期の利用やお試しに向いている。 |
仕事や趣味でガッツリ使うなら光回線が安心ですし、
「とりあえず簡単にネット環境を用意したい」「引っ越しまでのつなぎが欲しい」といった場合は、ホームルーターやモバイルWi-Fiの方が向いていることもあります。
どちらが絶対に正解というわけではなく、自分の暮らし方と期間に合っているかどうかで選ぶのが一番です。
このあと紹介する光回線の選び方やキャンペーン情報と合わせて、自分にとってちょうど良いスタイルをイメージしてみてください。
キャッシュバックを最大化するコツ
光回線は「どこから申し込むか」で、もらえるキャッシュバックの金額がガラッと変わります。
同じ回線でも、公式サイトから申し込む場合と代理店サイトから申し込む場合で、数万円単位で差が出ることも珍しくありません。
ただ、そのぶん条件がややこしくなっていたり、申請を忘れて「結局もらえなかった…」という声もよくあります。
ここでは、できるだけ安全に、そしてしっかりお得を取りにいくためのコツを3つに分けて解説します。
代理店経由と公式キャンペーンの違い
まず知っておきたいのが、「どこから申し込むか」で特典の内容が変わるという点です。
ざっくり言うと、公式サイトは「条件がシンプルで安心」、代理店サイトは「金額が大きいけれど条件が複雑になりがち」というイメージです。
| 申し込み窓口 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 公式サイト | 条件が分かりやすく、申請方法もシンプルなことが多い。 | 代理店よりキャッシュバック金額が低めなことがある。 |
| 代理店サイト | 高額キャッシュバックや家電プレゼントなどが狙える。 | 申請手続きが複数回あったり、締め切りがシビアな場合も。 |
「とにかく一番高い金額がほしい」という場合は代理店もありですが、
手続きが苦手な方や、細かいルールを読むのが面倒な方は、あえて公式キャンペーンで確実にもらうという選び方もおすすめです。
自分の性格的に「ちゃんと申請できそうかどうか」も含めて考えてみてください。
条件（オプション加入・開通期限）を確認
キャッシュバックには、ほぼ必ずといっていいほど条件がついています。
よくあるのは「○日以内に開通」「指定オプションに一定期間加入」「支払い方法はクレジットカード限定」といったものです。
金額だけ見て決めてしまうと、あとから「このオプションいらなかった…」と感じてしまうこともあります。
申し込み前に、次のポイントだけはチェックしておきましょう。
- 開通期限：申し込みから何日以内に工事・開通が必要か。
- オプション条件：不要な有料オプションに入らなくてもOKか。
- 支払い方法：クレジットカード払い限定になっていないか。
- 継続期間：最低何カ月利用が前提になっているか。
オプション加入が条件になっている場合でも、「開通後すぐ解約して大丈夫か」「何カ月目から外してもOKか」をサポートに聞いておくと安心です。
キャッシュバックのために、長期的にいらないオプションを払い続けるのは本末転倒なので、トータルでお得になっているかを意識して見てみてください。
「もらい忘れ防止」のチェックリスト
実はキャッシュバックで一番多い失敗が、「申請を忘れてしまうこと」です。
申請のタイミングが「利用開始から○カ月後」「メールが届いてから○日以内」のように、少し先に設定されていると、その頃にはすっかり忘れてしまいがちです。
せっかくお得なキャンペーンを選んでも、手続きを忘れてしまうともったいないですよね。
もらい忘れを防ぐために、次のチェックリストを参考にしてみてください。
- 申し込みが終わったら、キャッシュバックに関するメールを1つのフォルダにまとめておく。
- 申請できる日付をスマホのカレンダーに登録し、1週間前と前日にリマインドを設定する。
- ログインIDやパスワードは、紙やメモアプリなど自分がすぐ見つけられる場所に控えておく。
- 家族と一緒に申し込んだ場合は、誰が申請する担当かを決めておく。
ここまでやっておけば、「気づいたら期限が過ぎていた」という事態はかなり防げます。
キャッシュバックは、うまく活用すれば初期費用をほぼゼロにできる強力な味方です。
慌てずに条件を確認しつつ、「もらい忘れない仕組み」も一緒に用意しておきましょう。
光回線の開通までの流れ
光回線は申し込んだらすぐ使えるわけではなく、いくつかのステップを踏んで開通します。
とはいえ、流れ自体はどの会社でもほとんど同じです。
ここでは「新しく光回線を引く場合」「フレッツ光から乗り換える場合」「光コラボ同士で乗り換える場合」の三つに分けて、ざっくりとした手順をまとめました。
これを読んでおけば、「いつ頃から使えるようになりそうか」「どのタイミングで何をすればいいか」がイメージしやすくなります。
新規契約の場合
今はまだ家に光回線が通っていない状態で、新しく光を引きたい場合の流れです。
いちばんスタンダードなパターンなので、初めての方はここをイメージしておくと分かりやすいです。
- ① 申し込み
公式サイトやキャンペーンサイトから申し込みをします。
このときにプランやオプション、支払い方法を決めます。 - ② 日程調整の連絡
後日、工事の日程について連絡が来ます。
都合の良い日を選んで、立ち会いできる時間帯を伝えます。 - ③ 宅内工事
工事担当が自宅に来て、光ファイバーを引き込み、コンセント付近に端子を設置します。
壁に小さな穴を開ける場合もあるので、気になる方は事前に相談しておきましょう。 - ④ 機器の接続と設定
ONU（モデムのような機器）とルーターを接続し、電源を入れます。
同梱の説明書どおりに進めれば、数分〜十数分ほどでインターネットが使えるようになります。
時期によっては工事日まで少し時間がかかることもあるので、「この日から在宅ワークで使いたい」などの予定がある場合は、少し早めに申し込んでおくと安心です。
転用（フレッツ光から乗り換え）
すでにフレッツ光を使っていて、ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などの「光コラボ」に乗り換える場合は、転用という仕組みが使えます。
これは、今使っている回線設備はそのままに、契約先だけを乗り換えるイメージです。
新しく工事をしなくてよい場合が多いので、手間も少なく済みます。
- ① 転用承諾番号を取得
まずは現在フレッツ光を契約しているNTTに連絡し、「転用承諾番号」を発行してもらいます。
電話やウェブで手続きできることがほとんどです。 - ② 乗り換え先の光コラボに申し込む
取得した番号を持って、乗り換え先の光回線の申し込みページから手続きをします。
ここでプランやプロバイダを選びます。 - ③ 切り替え日を待つ
多くの場合、工事なしでシステム上の切り替えだけで完了します。
当日は一時的にネットがつながりにくくなることがありますが、長時間使えないということはあまりありません。
今のフレッツ光のメールアドレスやオプションをどうするかは、事前に整理しておくとスムーズです。
必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。
事業者変更の場合
すでにドコモ光やソフトバンク光など、光コラボを使っていて、別の光コラボに乗り換えたいときは、事業者変更という方法を使います。
これも転用と同じく、回線設備はそのままに契約先だけを切り替えるイメージです。
工事がいらないことが多く、乗り換えのハードルが比較的低いのが特徴です。
- ① 事業者変更承諾番号を取得
今使っている光コラボ（例 ドコモ光やソフトバンク光など）に連絡し、「事業者変更承諾番号」を発行してもらいます。 - ② 乗り換え先の光回線に申し込む
発行された番号を入力して、新しく契約したい光コラボに申し込みます。
このときにキャンペーンやキャッシュバックの条件も確認しておきましょう。 - ③ 切り替え完了を待つ
指定された日に、自動的に新しい事業者へ切り替わります。
機器はそのまま使えることも多いですが、場合によってはルーターの設定変更や交換が必要になることがあります。
事業者変更は、「今の回線に大きな不満はないけれど、料金や特典を見直したい」というときに便利な仕組みです。
ただし、元の回線側の解約金や工事費残債が発生する場合もあるので、乗り換え前に一度「解約時にいくらかかるか」を確認しておくと安心です。
よくある質問（FAQ）
光回線を調べていると、専門用語や聞き慣れない仕組みが多くて「結局どうなの？」と感じてしまいますよね。
ここでは、申し込み前によく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。
気になるところだけ拾い読みしてもらって大丈夫です。
サクッと不安を解消して、安心して自分に合った光回線を選べるようにしていきましょう。
Q. 独自回線と光コラボはどっちが速い？
一般的には、NURO光やauひかりのような独自回線のほうが、混雑しにくく速度が出やすいと言われます。
一方で、ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光のような光コラボも、IPv6接続を使えば十分速くて快適です。
「必ず独自回線が速い」「必ず光コラボが遅い」と決まっているわけではなく、建物の設備や時間帯、ルーターの性能によっても変わります。
- とにかく速度最優先 → 独自回線（NURO光、auひかりなど）を優先的に検討。
- スマホセット割やエリアの広さを重視 → 光コラボも十分候補になる。
どちらにしても、「IPv6対応」かどうかと、実際に使っている人の口コミをあわせてチェックするとイメージしやすくなります。
Q. 解約金なしのおすすめ光回線は？
「いつ引っ越すか分からない。」「長期の縛りはちょっと不安。」という場合は、解約金なし・縛りなしの光回線が安心です。
代表的なのは、GMOとくとくBB光、enひかり、おてがる光、@スマート光などです。
これらは契約期間の縛りがなかったり、解約金が0円だったりするので、「とりあえず試してみたい」という人にも向いています。
- 短期利用になるかもしれない。
- 転勤・転居の可能性が高い。
- なるべく自由度の高い契約にしておきたい。
こんな方は、縛りなしタイプを優先して比較すると失敗しにくいです。
その代わり、縛りありプランより月額が少し高めになる場合もあるので、何年くらい使うつもりかをざっくり計算してから決めるのがおすすめです。
Q. IPv6って本当に必要？
IPv6は、一言でいうと「混雑しにくい新しいインターネットの通り道」のようなものです。
これが使えると、夜の時間帯でも動画が止まりにくくなったり、オンライン会議が安定しやすくなったりします。
動画視聴やリモートワーク、オンラインゲームなどをよくするなら、IPv6対応の回線を選んでおいたほうが安心です。
最近の大手光回線はほとんどIPv6に対応していて、追加料金なしで使えることも多いので、「対応しているものを選んでおけば基本OK」という感覚で大丈夫です。
- IPv6対応と書いてある回線を選ぶ。
- 「IPv6対応ルーター無料レンタル」などの表記もチェック。
難しい仕組みを理解する必要はありませんが、「IPv6対応かどうか」だけは申し込み前にサラッと確認しておきましょう。
Q. 引っ越し時の手続きはどうすればいい？
引っ越しが決まったら、まずは今使っている光回線のサポート窓口に連絡しましょう。
同じ回線を新居でも使える場合は「移転手続き」、エリア外などで使えない場合は「解約＋新規契約」といった流れになります。
- 今の回線が新居のエリアでも使えるか確認。
- 移転の場合の工事費や手数料を確認。
- 解約になる場合は、解約金や工事費残債がいくらか確認。
特に、工事費の残りがある状態で解約すると、まとめて支払いが必要になることがあります。
新居で新しく契約する回線のキャンペーン（他社違約金負担など）と合わせて、トータルでどのくらいかかるのかを見ておくと安心です。
Q. 工事費無料は本当に「無料」なの？
「工事費無料」と書かれていても、実際には「実質無料」というケースがほとんどです。
これは、工事費を分割で請求しながら、同じ金額を毎月の割引で相殺していき、最終的に0円にするという仕組みです。
そのため、途中で解約すると、残っている分割工事費だけ請求されることがあります。
「24回払いのうち12回しか払っていない」場合は、残り12回分をまとめて支払うイメージです。
- 何カ月利用すれば工事費が完全に0円になるか。
- その期間より前に解約すると、どれくらい残債があるか。
このあたりを申し込み前に確認しておけば、「無料と書いてあったのに、解約時にお金がかかった」というモヤモヤを避けられます。
心配なときは、公式サイトのチャットや電話で「このプランは何カ月使えば工事費が0円になりますか。」と聞いておくと、より安心して契約できます。
まとめ
ここまで、光回線15社の比較や選び方のポイントを一気に見てきました。
情報量が多くて少し大変だったかもしれませんが、押さえておきたいことは実はそれほど多くありません。
最後に、「結局どう選べばいいのか」という視点で、ポイントを3つにギュッと整理しておきます。
戸建ては「速度・安定性」重視、マンションは「コスパ」重視
まず大きな考え方として、戸建てとマンションでは優先するポイントが少し違うということを意識しておくと選びやすくなります。
戸建ての場合は、家族みんなで同時に使うことが多く、動画やゲーム、リモート会議なども重なりやすいので、できるだけ速度と安定性を重視したいところです。
NURO光やauひかりのような独自回線や、IPv6に対応したプランを選んでおくと安心です。
一方で、マンションの場合は、建物の設備により選べる回線が限られたり、そもそも配線方式が決まっていたりすることもあります。
そのため、「使える回線の中で、コスパが良いものを選ぶ」という考え方がメインになります。
同じ回線でもマンションタイプは月額が安くなりやすいので、料金と特典のバランスを見ながら、必要十分な速さが出るものを選ぶイメージでOKです。
スマホキャリアとのセット割で毎月の通信費を最適化
次のポイントは、スマホとのセット割をフル活用することです。
今は「光回線＋スマホ」を同じグループでそろえるのが基本スタイルになっていて、ドコモ光×ドコモ、ビッグローブ光×au・UQ、ソフトバンク光・NURO光×ソフトバンクといった組み合わせで、1回線あたり数百円〜1,100円程度の割引が入ります。
家族の人数が多いほど割引額も増えるので、光回線単体の月額だけで判断するのはもったいないです。
決めるときは、次の流れで考えるとスムーズです。
- 家族全員のスマホキャリアを書き出す。
- そのキャリアと相性が良い光回線（セット割対象）をピックアップする。
- 「光回線の月額 − セット割合計」で、実質的な負担を比べる。
こうして「家全体の通信費」で見ていくと、本当にお得な組み合わせが見つかりやすくなります。
工事費無料・キャッシュバックを活用すれば初期費用は実質ゼロ
最後のポイントは、工事費とキャッシュバックを上手に使うことです。
一見すると「初期費用が高そう」と感じる光回線ですが、実際には工事費実質無料キャンペーンや、高額キャッシュバックが用意されていることが多く、うまく組み合わせるとほぼ初期費用ゼロで始めることも十分可能です。
大事なのは、「条件をきちんと理解しておくこと」です。
工事費実質無料は、ある程度の利用期間が前提になっていたり、キャッシュバックは申請の締め切りが決まっていたりします。
そこだけ気をつけておけば、キャンペーンは心強い味方になってくれます。
- 何カ月使えば工事費が完全に0円になるかをチェックする。
- キャッシュバックの申請タイミングをスマホのカレンダーにメモしておく。
- 不要なオプションの入りっぱなしには注意する。
ここまでのポイントを押さえておけば、光回線選びはそれほど難しくありません。
「住まいの形（戸建てかマンションか）」「スマホキャリア」「使う期間」という3つの軸をもとに、今回紹介した回線の中から、自分に合いそうなものを気楽に選んでみてください。
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